FC2ブログ

09

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
□  930
 本気でもないのに恋を占って途中で飽きる牡丹のはなびら

             庭石菖

この花なんて名前?と聞いたら父がムコガワの花嫁と言った。花嫁なのにもう聟側とは面妖な、そんな顔をすると違う武庫川のほとりに咲くんだと笑って、あたしの記憶の中では父も夫もおとこたちは皆たいてい笑っている。
小学生は大人のいうことはとりあえず信用することになっていた時代、ずっとこの小さな花の名をそう憶えていた。

小さな庭の山茶花の根元に今年この花がたくさん咲いた。植えた覚えはないけれどまあ雑草の類い、父に聞いたのも散歩の途中の小道だったし、うちの庭には自分で植えてない花の方がたくさん咲く、おや武庫川の花嫁はこんな北関東にまでお嫁入りして、なんて思って改めてネットで検索してみても、ややや、そんな名の花はひとつもヒットしない。
花色と季節であちこち当たってみれば、この花は庭石菖=にわぜきしょう、なんだか可愛げのない音感の花で、明治時代にやってきた外来種なんだとか。しゃがみ込まないと花の中心の鮮やかな黄色と正対できないほど小さいのにアヤメ科の花である。
はなびらは六枚と決まっていて、花占いには使えない。

きっと父が知らないと言えなくて、あるいは思い出せなくて、ひょっとしたら本来の名が気に入らなくて、その場ででっちあげたんだろう名を半世紀も憶えていたなんてあたしはなかなかいい娘じゃないか。
 by   たかこ  ( URL )
「砂女さんは、鯵の句が詠みたくなる~~。詠みたくなる~~。」って昨日から念を送ってます。
俳句ポスト365の今回の季題が鯵。
https://haikutown.jp/post/contribute/?goods=春めく

もしかしたらいろいろ差支えがある御誘いかもしれないから
だめならスルーでお願いします。
ぴゅーー、すたこらさっさ。
| 2013.06.01 |  [Edit] 
たかこさん by   砂女  ( URL )
あはは。そんなに走らなくても ^^
わたしは海物は苦手。
廚ものも苦手。

鰺は顔のことしか詠めなそう。
だいたいちゃんとした場は畏れ多くていけません。
でも貼っていただいてありがとう。
(いつもグーグルから入ってました)

たかこさんの鰺、たのしみにしています。
| 2013.06.01 |  [Edit] 
 by   トイナナ  ( URL )
武庫川の花嫁って、なんて素敵な感性でしょうね。
さすが砂女さんの血の素です。

あるいは父上様もそんな風に覚えておられたのかも知れません。
自分ならきっと「ぽち」だの「たま」だの適当な事を娘に教えたでしょう。
そして娘は「また、嘘ばっかり…」と決まっていうのです。

その「嘘ばっかり…」が聞きたいために適当な事ばかり子供に教えるのです。

最近、大人になってしまった娘が言いました。
「パパみたいに適当に生きていくわ。」
| 2013.06.02 |  [Edit] 
トイナナさん by   砂女  ( URL )
やあだ父さん(orパパ)ったら嘘ばっかり
って憧れの言葉です ^^。

うちは明治生れが君臨してた家庭だったからか、親と話すときと学校で喋る言葉はコードが違いました。ほんと?(大阪だったのでほんま?ですが)という軽い合いの手も御法度。ひとのいうことを疑うとは、と叱られました。言葉にはみんな意味がある、って信条があったのでしょう。
フランクな言葉が使えるお家がちょっと羨ましかった。

でもそんな風に育っても、あたしも適当に生きてまいりました(笑)
| 2013.06.02 |  [Edit] 
本気でもないのに by   ねこさん、ときどき、くまさん  ( URL )
じゃんけんで負けて螢に生まれたの
蛇苺いつも葉っぱを見忘れる

池田澄子

**

「負ける」「見忘れる」というふだんの私の弱みを握ったような言葉が俳句には欠かせないのではないかと、時々そう思う。

弱音を吐いたり、言い訳をしたり、静かに考えて自分にいいように納得してみたりして、わたし自身に何かを言い聞かせてここまで生きてきている。 

930 本気でもないのに恋を占って途中で飽きる牡丹のはなびら 砂女

「本気でもないのに」というところが私好みで、俳句(で遊ぶ)人を泣かせてくれる。
泣かせるものはもちろん他にも数多いのだが、5弁の花びらを可憐に咲かせる初夏の花はも数多いものの、六つの花びらをさも安定させているかのように見せてくれる花は珍しく、他にも名前が浮かんでこなかった。

占いというのは、もう誰にも何にも縋れないときに初めて全身全霊で依りかかるものである。そんなことがあるとすれば生きている間にあと1回だけあるかないか。
「本気でもない恋」は何度落ちるのだろうか。そんなことを考えていた。
| 2013.06.02 |  [Edit] 
 by   たかこ  ( URL )
鯵難し。
今日は回転寿司と塩焼きで食べたけど
ハッと気がつくと食べ終わっていました。
鯵って一年じゅう食べてるのでよくわかんないです。
ブログは前にやっていて
コメントのお返事をするのに悩む事が多くて疲れてしまってやめました。

娘の病気の情報を集めるために
作ったブログでした。
| 2013.06.02 |  [Edit] 
ねこさん by   砂女  ( URL )
ありますね、好みの言語。
わたしは無自覚に否定形を多用するな。
あとは「ゆく」という言葉が多い。
ひとの句も現在進行形の時間がくっきりしたものが好きかな。

わたしはこの世から消えるときは「ぷかぷか」を歌いながらと決めています。
一番は煙草で二番が占い。信じないけど占いはちょっと好きかも ^^。

池田さんの螢の句、とても印象的。一度読んだらもう愛誦句になってしまいますね。
でもわたしはじゃんけんに負けたから人間になったような気がしないでもない(笑)。

いつも、丁寧に読んでくださってありがとうございます。心より感謝。
| 2013.06.02 |  [Edit] 
たかこさん by   砂女  ( URL )
鰺、この頃しばらく食べていません。
うちのあたりでは開きの方がお馴染みかな。
なんといっても海なし県なので朝の季語が海のものだと旅情が絡んでしまいます。
予定調和っぽくなっちゃう。

魚の正面顔を集めたサイトがあって、鰺はなかなか凛々しかった覚えが ^^。
俳句ポストはみなさんの句も面白いけど、いつきさんの評がいいですね。あんなにたくさんの句をきっちりと読んでらして、ほんとに俳句が好きなんだなと感心しています。明日の発表は鵜飼でしたっけ、じっくり見にゆきましょう。

たかこさん、ブログは俳句だけにして週一句くらいを厳選してゆったりとやってみるべし。コメントはほっといたら宜し(笑)。必ず読みに伺いますよ ^^
| 2013.06.03 |  [Edit] 
Comment From


















Template by coconuts
▽過去の記事

Designed by 石津 花

・Category
・Comment
・Link
・Profile

砂女

Author:砂女
日々是茫々


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。