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  くるぶしの冷たい方は雪女
  冬空の電線下のドにしりうす
  葱汁の匂いそろそろ別れどき
  ゆつくりと狂ふ老嬢冬の梅
  雪安居生者はあたしひとりらし
  大寒の寝臭き男愛しめり




”ももの花”というクリームというか油というか、冬用のそんなものがあった。小さい頃は今のようにお湯がふんだんに使えないので水仕事の後は手にすり込んでそれでもたいていしもやけになりあかぎれになった。祖母がうるさいひとだったのでけっこう家事は手伝って、洗濯機がやって来た日も火鉢からストーブに変った日もうっすらと覚えている。炬燵もはじめは練炭じゃなかったっけ。

足の指がしもやけになって、これは家事のせいではなく不精してちょっとの移動でも歩かずにバイクに乗って用を済ますから。
そういや耐寒訓練というのがあって、小学生が団体で夜道を列をなして歩かされたりしたのだった。血行が良くなるとズックの先に鷹の爪をちり紙(まだティッシュはない)で包んで入れて送り出された。少しも楽しくなかったので発熱するのを願ったけどそんなに虚弱な子どもではなかった。あれはなんのための訓練だったのか。

中国のひと全員がティッシュを使うようになると地球の森林はすぐに滅びるなんて計算してふたりで恐ろしがったことがあるけれど、日本人だって恐ろしい事態に手を貸しているのは一緒なのにね。
ずいぶんと遠くへ来ちゃったような気もするしあっという間だった気もするし。室内は嘘のように暖かくなったけど外の寒さは年々辛くなる。
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日々是茫々


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