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 一度だけ一度だけって頼まれてきみの得意の四の字固め
                         (題詠2013:71 得意)

           IMG_2815.jpg

あたしは”痛い”という言葉の使い方がよく判ってないのかもしれない。
例えば、息も辛いほど不快で七転八倒して胃を押さえながら救急医へ行くとする。吐き気が強いのに嘔吐に至らず、胃という一部ではなく、もうこの世界そのものが呪わしくてよろめくように診察台に乗るとする。医師は固くなった胃のあちこちを押しながら 痛いですか?と聞くのだが、はてそう聞かれて考えてしまうのはどうしたことか。
痛いといえば痛いけど、これを痛いと言うべきかどうか考える余裕があるのは痛いんじゃないのではないかと逡巡し、えっと鈍痛というか〜痛気持ちいいというか〜、なんてはあはあ荒い息で答えるのは非常に間抜けではないのか。身の置き所もない辛さがちっとも伝わらないではないか。

昔TVがモノクロの頃のプロレス中継で、デストロイヤーが倒れた相手の足にくるくるっと自分の足を巻きつけ、もう途端に相手はのたうってばんばんばんとマットを叩く。痛いというのはああいうことだと、言語を発する間もなく態度で表すしかできないのだと、そう思い込んでいる。
もっともTVがカラーになる頃はこちらも分別がついて、あの流血もあの痛がりようもほとんどはショウの内と理解したし、そのうち村松友視のスノッブなプロレス語りが流行って誰もがやたら饒舌になり、あの原初的なのたうつ光景に身の痛みを重ねてどきどきすることはなくなったとしても、痛みは決して言語ではない。

昔々夫とじゃれていて よーし四の字固めだーと足を取られ、もちろん力加減しているので少しも痛くはなかったがお約束通りひゃあひゃあと畳を叩き、ごめんごめんと謝られ、あ、こいつは男子校の子だなあと、子と呼ぶには相応しくないむさ苦しい男だったけどなんだか微笑ましかった。
(ちなみにあたしはタイガージェットシンとブルーザブロディの大ファンで、ブロディが刺されて死んだときには大泣きした。今でも思い出すと悲しい。荒ぶる大男というのは、試合を申し込まない限り実に魅力的なのだ)

この世で、最初の息を吸うときの、泣き叫ぶしかない胸の痛みに始まり、破瓜や本来なら出産、多分痛みの経験は女の方が年期が入っていて、その分想像力も耐性も限りなく深いのだと思う。
できれば医師よ、痛いですか?なんて漠然とした質問はどうかしないでもらえまいか。
一度だけ : - Walk Don't Run -
一度だけ。 その願いが叶っていたら また違う人生。 (続きはこれから書きます。)
| 2013.10.19 |
ねこさん by   砂女  ( URL )
続き、拝読。

秋は常にも増してもの思う季節ですね。
でもねこさんが振り返るのはまだ早い。
これからが叶う道のりかもしれませんよ ^^

| 2013.10.19 |  [Edit] 
叶う by   ねこさん(くまさん)  ( URL )
前に話し書きましたっけね。議会に打って出る話。
あれに出そこねてしばらく投げやりでしたが、常に未熟と闘ってることに、数年経って気づきます。
あの時出ても力不足、仕事はできなかった。今は厚みが少し着いた。いつも実力が遅めでの人生です。まあ、誰もがそんなもんかも。
夢を追いかけているのだけが取り柄なのかもしれません。
| 2013.10.19 |  [Edit] 
ねこさん by   砂女  ( URL )
議会、って具体的に書かれましたっけ。転機、のような話ではなかったかしら。

まつりごとならこれからでも充分時間はあるではありませんか ^^。というか、これからこそがより相応しくなると思うけれど。
成熟は客観評価で目的ではありませぬぞ(笑)

あたしは眠って見る夢が楽しくて、起きて見る夢はなくなったかも… ^^;
| 2013.10.20 |  [Edit] 
転機 by   ねこさん(くまさん)  ( URL )
転機は過ぎたね。NPOの支援部署が隣にあるのだけど、実行力が伴わない自分が情けないわ。

人知れず、アホなことを書いて、死んでから誰かが読んでくれたらバンザイや。

絵や彫刻を残した父の偉大さを今更ながら知らされます。

スピンアウトしたときは、出版したいとか考えたんですけど、最早、愚痴の域ですね。
| 2013.10.20 |  [Edit] 
ねこさん by   砂女  ( URL )
書くひとにとってこのネット時代というのはある種の恩寵ではないのかな。
少なくともノートに言葉を溜め込むよりは外へ開いているわけで。

死後なんて寂しいこと仰らず行けるとこまで行きましょうよ。
気楽に流れに任せながら。
| 2013.10.21 |  [Edit] 
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Author:砂女
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